もしも、学校が・・・！？

独断と偏見で私が選んだ数々の名シーン。
どうしてもガラゴエに感情移入してしまうのは・・・許してね（笑）

勇気

ほのぼの

笑い

クール

感動、涙

指令１「屋上にピラミッドをたてろ」

「バカヤロウ・・・」〜道也の災難〜

ダンマリ転校生、道也が教室に遅れて入ってきた時、男子生徒に足をひっかけられる。
体勢を崩した道也は、純子の肩にしがみついてしまう。
すると彼女に思い切り、床へと突き倒されてしまうシーン。
その時の、純子があびせる「バカヤロウ！」という声は、迫力満点で、床へ倒れこむ道也の表情がなんとも痛々しい。
しかし、こんな目にあっても、道也はただ黙って席に着くだけ・・・。
（その後も、別の生徒に椅子を外されて、床にしりもちをついてしまうのだが。）

故意に肩をつかんだわけではないのに、純子がとった道也に対する荒々しい行為。
一見、冷酷で「暴力的な女の子なんだ！」と感じられる場面である。
が、実は突き倒した後に、ふいに見せる彼女の表情の中に、「ちょっと悪かったな・・。」と懸念する心理が隠されているのである。
このことは、すぐ後に屋上でα組の生徒から攻撃を受けている道也の前に、正義の味方のごとく現われる彼女の行動から読み取れる。
「γ同士の助け合いってわけ？」
と、めぐみは皮肉たっぷりに評すが、ここではむしろ、クラスメイトを助けるという「仲間意識」からではなく、純子の持つ、正義感から生まれた行為だと私は思う。
が、純子にしてみれば、道也への罪滅ぼしという念もあったのだろう。
しかし、この時点では道也と連帯意識が生まれる前だ。（ＵＦＯ話が出る前なので）
助ける相手が誰であるかより、めぐみたちの卑劣な行為自体が許せなかったのだろう、と私は考える。

ことぶきインタビュー

Ｑ・道也は床に叩きつけられ、本当に痛そう！迫真の演技だったですね。

Ａ・手の入れ方とか、突き飛ばし方があって、その後の倒れた僕よりのカットは別撮り。
撮影はワンシーンを一気に何台ものカメラが撮るものです。
なので、ガラゴエは突き飛ばす振りをして、倒れる方は自分から倒れる振りをするわけで、実際は痛くない。
乱闘シーンが多いので、擬斗といって、アクションシーンを演出するスーパーバイザーがいつもついてました。
突き飛ばし方、倒れ方、人を押さえつけたり、蹴ったりとか・・・ガラゴエは結構お世話になってました。

Ｑ・「バカヤロウ！」というシーン、唯一ガラゴエ役金田知巳さんの髪型が違うような気がします。ひょっとして撮影の初期の頃に撮ったシーンでは？

Ａ・その通り！あのシーンは一番最初に撮ったものです。
（それにしても細かいところまで見てるなあ、と呆れる道也。）

Ｑ・初めてレイカンたちが哲志寮に向かう畑道の途中で、野村先生とガラゴエのこんな会話が聞こえてきます。
「なんだ、空手習ってたのか？何年ぐらいやってるんだ？」
「ハイ、今年で６年？になります・・・。」という二人の会話でした。
台本にあったのか、それともたまたまドラマとは関係なく雑談してたのがマイクに入ってしまったのか。どちらなんでしょうか？

Ａ・あれはアドリブです。その場で「こんなこと言おう」と決め合って、即興でしゃべっ
てるんです。でもよく聞きつけましたね。

回答者・レイカンこと関本道也君
注意・道也の言葉遣いはフィクションです♪
（内容はノンフィクションよ）

♪いつも興味深いお話、ありがとうございます♪（by・kotobuki）